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春季青森地区大会第2戦

4月23日/県営球場

青森西  000 000  =0

青森山田 014 302X =10 (6回コールド)

【山】寺岡、斉藤、東谷、三上―福原 (本)中澤(二)高橋、上崎2、中澤2、福原、工藤2

 先発の寺岡龍汰(3年)が3回を無安打無失点など、投手陣が好投し相手を無安打0点に抑えた。7番福原朱理捕手(3年)と8番工藤飛馬遊撃手(3年)が4打数4安打、6番中澤樹希也右翼手(2年)が3ランと二塁打2の3安打3打点など、下位打線を中心に得点を重ねた。

 福原は「当たってはきたが、まだまだ足りないところがある」と引き締め、投手陣をリードする捕手として「今年は昨年のようなずば抜けた柱はいないが、全体的に調子が上がってきた。柱がいない分、みんなで勝つという総合力では負けない」。中澤の本塁打は高校通算10号。「春先は調子がよくなかったが、今大会から上がってきた。目標の甲子園を目指し、春の一戦一戦から勝っていきたい」という。

 前日、3年生チームの盛岡中央との練習試合で本塁打を放った佐々木空二塁手(3年)がレギュラーチームに昇格、公式戦デビューを果たした。4回、代打に出て投ゴロに終わったが、「セカンドの守備範囲には自信がある。打撃を強化して頑張る」と話した。