· 

1、2年生練習試合

5月5日/湯沢翔北G 第1試合

湯沢翔北 143 000 000 =8

青森山田 000 211 07X =11

【山】佐々木貴、鈴木輝―柏崎 (三)山本(二)山本、高谷2、松本

 8点差をひっくり返して大逆転勝ちを収めた。中盤しぶとく反撃し4点差に詰めた後、8回裏に打者11人の猛攻で一挙7点。新人チームが青森山田らしい意地をみせた。中でも5番山本海翔右翼手(1年)は三塁打、二塁打を含む4安打と大当たり。大逆転勝ちに貢献した。投手陣では3回途中から救援の鈴木輝(2年)が3点を失ったが、10奪三振の気迫の投球をみせた。

 山本は大阪・河南シニア時代、関西大会優勝、全国大会ベスト8入りの原動力。中学卒業を待たず、昨年11月に青森山田中に転校。甲子園への道を青森山田に求めた。打撃力には自信があり、課題は守備。「高校野球はスピード感が全然違う。ライン際の打球を長打にせず、投手に迷惑をかけない守備を心がけたい。確実性を求めていきたい」と話した。

 

5月5日/湯沢翔北G 第2試合

青森山田 001 006 000 =7

湯沢翔北 000 003 002 =5

【山】中里、三木、藤原―西田 (三)斉藤八(二)西田2、山本

 第2試合も打線がビッグイニングをつくった。6回表に打者10人、4連打を含む6本の長短打を集中させ一挙6点で相手を突き放した。後半反撃を受けたが、3投手のリレーで逃げ切った。3番西田颯二朗捕手(1年)は二塁打2本を含む4安打で、投手陣のリードとともに攻守に活躍。西田は「打撃は調子がよくなってきた。結果より、思い切って振ろうと心がけて、自分のスイングができた」という。捕手としては「先輩たちに比べてまだ肩が弱い。肩を強くするため筋力アップに励んでいきたい」。小学校から捕手一筋で、青森市油川中出身。層の厚い野球部の中で「1年生の捕手では1番になりたい。打撃は2年生の先輩にも負けないという気持ちで頑張ります」と張り切る。