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春季県大会青森地区代表決定戦

5月13日/青森市営球場

浪  岡  000 000 00 =0

青森山田  110 000 41X =7 (8回コールド)

【山】三上―福原 (三)中澤(二)阿部

 左腕の三上世視滝(3年)が2安打完封の好投をみせた。伸びのあるストレートと鋭い変化球で打ち取り、相手にスキを与えなかった。打線は前半、相手投手を打ちあぐみ、6回まで2点止まり。7回に5番中澤樹希也左翼手(2年)の左中間2点三塁打など、終盤に得点を重ね、コールド勝ちで県大会出場を決めた。

 三上は1年秋に公式戦に登板。秋季東北大会優勝(選抜甲子園当確)に至る青森山田快進撃の一翼を担い、神宮大会のマウンドも踏んだ。だが昨年春に痛めた腰の回復が長引き、1年間を棒に振った。ようやく回復し、この日は復活を告げる快投。投手陣の台所には明るい材料となった。

 武器だった鋭い変化球に加え、ストレートの威力が増した。この日は奪三振6、与四球4で、走者を出しても冷静に打ち取った。「球が浮くなど反省点があった。でもベンチに入れだけでうれしい。そのうえチームに貢献できてよかった」という。「去年のケガがなければもっと成長できていたかもしれない。悔いはある。その分、今年にかけます」。高校最後のシーズンに2年分の思いを注ぐ。