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春季県大会青森地区予選第1代表決定戦

5月14日/県営球場

青森明の星 010 000 0 =1

青森山田  230 220 X =9 (7回コールド)

【山】斉藤勇、平沼、寺岡―福原 (二)相坂、齊藤孔

 青森山田がコールド勝ちで県大会第1代表の座を獲得した。初回、2番相坂大真二塁手(3年)の左中間二塁打などで2点を先制。2回には3番伊藤紘志郎三塁手(2年)の右前タイムリーなどで3点を追加し、試合の主導権を握った。

 投手陣は先発の斉藤勇太(3年)が5回まで登板。2回に2安打1死球で1点を失ったが、あとは3者凡退に抑えた。救援の平沼海斗(1年)、寺岡龍汰(3年)の両左腕も1回ずつを3者凡退に仕留めて快勝。県大会へ弾みをつけた。

 自ら先制打を放った主将の相坂は「各試合初回に先制を心がけているが、今日は2点を取れた。2回にも3点を挙げ、打線のつながりの面はよかった。ただ1失点があり、投を含めた守りは反省点があった」と引き締めた。チーム全体で冬季からパワーアップのトレーニングに力を入れ、「効果は打撃にだいぶ表れてきたと思う」。 

 次週から県大会開幕。相坂は主将として「どんな投手相手でも大量得点を目指す。打線全体で投手に向かっていきたい。守りもミスをなくし、投手中心に最少失点に抑えたい」と抱負を語った。