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春季県大会・準々決勝

5月21日/メイプルスタジアム

青森山田 020 011 000 =4

青森東  100 000 100 =2

【山】斉藤、寺岡―福原 (三)中澤、工藤(二)相坂2

 初回に相手に先制を許し、7回にも守備の乱れで失点など反省点の多い試合だった。打線も相手エース千葉要哉投手(3年)を打ちあぐんだが、チャンスにしぶとく得点を挙げ、逃げ切った。

 0-1で迎えた2回表、1死一塁で7番中澤樹希也左翼手(2年)が右越え三塁打を放ち同点。続く工藤飛馬遊撃手(3年)の二ゴロで中澤がホームインし逆転した。ヒットではなく内野ゴロだったが、好判断の2点目。兜森監督は「結果的にはあの1点が大きかった」と振り返った。

 2安打の中澤は「タイムリーが打ててよかった。打線全体は消極的だったのが課題」という。またタイムリーを含む二塁打2本を放った2番相坂大真二塁手(3年)は「1本目はチャンスに打ててよかったが、他の打席はだめ。まだまだで、しっかり練習しないと」という。

 相坂は主将としては「先制され、エラーも出てリズムが悪くなってしまった。次は1人1人が役割をしっかり認識し、持ち味の堅い守備と冬に鍛えた打撃で、全員野球で勝ちたい」と話した。