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レギュラーチーム練習試合

6月25日/三種町スカルパ野球場  第1戦

青森山田 200 200 000 =4

能代松陽 001 001 000 =2

【山】平沼、斉藤勇、三上―福原 (三)川鍋(二)上崎、和田

 川鍋大輔(3年)が9番・右翼手で初のレギュラーチームスタメン出場。左中間三塁打を含む3安打の活躍をみせた。最近打撃が好調。「自分はパワーがないので、バットの重さを最大限生かすことを意識してきた」という。50メートル走5秒7、チーム一の俊足も大きな武器だ。東京出身で中学時代は陸上選手も兼任、都大会100メートルで5位入賞の実績もある。野球では世田谷西シニアの主将を務めた。高校最後の夏、レギュラー入りに猛アピール。「自信がついてきた。甲子園というチームの目標達成に自分も貢献したい」と張り切る。

6月25日/三種町スカルパ野球場 第2戦

能代松陽 021 003 101 =8

青森山田 203 121 00X =9

【山】三浦―蟹澤 (三)白鳥(二)蟹澤、川崎、西條

 三浦慶真(3年)が完投、17安打で8点を奪われたが、投球数はなんと106球にとどまった。走者を再三出したが、アウトを早いカウントで取った。三浦の投球に応じた野手陣の的確な守りがバックアップ。打撃戦に見えるが、守りが勝利を生んだ。相手エラーにつけ込み、バントを多用するしつこい攻撃も功を奏した。青森山田の野球が象徴的に表れた試合だった。三浦は「ヒットを打たれても走者をためてもアウトを1つずつ取った。バックがよく守ってくれた」と感謝した。