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全国高校野球選手権青森大会・準決勝

7月25日/はるか夢球場

八工大一 000 001 110 =3

青森山田 000 030 20X =5

【山】斉藤勇、三上―福原 (本)赤平、阿部(二)福原

 青森山田が、最速152キロで東北ナンバーワン右腕と評判の八工大一・古屋敷匠真投手を打ち崩した。5回に赤平竜太一塁手(2年)が先制3ラン、7回には4番阿部健大中堅手(3年)が決勝の2ランを放った。いずれも古屋敷自慢の速球を、見事なスイングで振り切る豪快な1発。青森山田の中軸打者が底力を発揮した。

 堅い守りも勝因だ。先発の斉藤勇太(3年)が2回を1安打無失点。救援のエース三上世視滝(3年)が7回を11安打3失点の粘投。後半は再三のピンチを最少失点で切り抜けた。バックは無失策。相手のヒット性の打球も捕り、相変わらずの好守備でもり立てた。ベンチを含めナインが一体。それぞれの役割を十分に果たしての勝利だ。